内容説明
里伽子にふりまわされっぱなしだった拓。そしていま…。近藤勝也のメモリアルイラスト&氷室冴子書きおろしの手紙でつづる、「海がきこえる」もうひとつのラブストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
24
【図書館】氷室冴子さん勝手に再読祭りの番外編。たまたま蔵書リストでみかけたので、どんな本なのかな?と取り寄せてみました。小説の挿絵を描かれていた近藤勝也さんのメモリアルイラスト、そして氷室女史書きおろしの手紙でつづる、「海がきこえる」もうひとつのラブストーリー…画集のような雰囲気ですが、この世界を堪能できました♪2014/06/21
huili@図書館部女子力UP管理人育児中
21
短大でジブリ美術館へ行った際に一目惚れして購入してもの。今日、ふと手に取って読了。いろんな異性と知り合って心惹かれていくけれど、やはり初恋に戻るんだなぁと思える1冊。最初に本気で好きになって人って、どんなに多くの人と付き合っても、変わらず一番大切な人なんだよなー。「海がきこえる」を観てみたい。2013/05/13
sakadonohito
11
限りなく画集。海がきこえるの挿絵に印象的なシーンの文章を少し再掲。そこに追加の絵と最後に小話。確かに「僕が好きなひとへ」という題がぴたりの温かい気持ちが伝わってくるような1冊でした。一瞬で読み終わる。2023/02/11
コータオ
6
氷室冴子原作「海がきこえる」、シブリアニメ化作画監督による挿絵に、氷室冴子が主人公男子の言葉を添える。いいなぁ、こういうの。「里伽子がそうするには、そうするだけの理由があったのだが、どっちにしても、あいつは自分勝手すぎた。」この言葉に思わず笑ってしまった。どのページも、生き生きした瞬間。2025/06/07
にゃんころ
4
久々に再読。「海がきこえる」は小説も映像(映画じゃないんですよね)も大好きな作品。この1冊はちょっとした時間があればすぐに「海がきこえる」の雰囲気に浸れるので大好きです。2009/07/11