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内容説明
敦煌を通じて結ばれ合った魂が、仏教美術を中心に芸術観、人生観について語る珠玉の対談集。
目次
第1章 シルクロードの宝石
第2章 永遠なるものを求めて
第3章 人類の輝く遺産
第4章 美と創造の世界
第5章 万代の友好の絆
エピローグ―1990年6月、北京・釣魚台国賓館での対話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wiki
8
常書鴻氏いわく「芸術的創造は民衆に奉仕するものでなければならない」。常氏の御子息との邂逅に恵まれ、本書の中古を買い求めたところ、共著者の池田氏の署名押印つきのものであった。私の手に渡った事を心より嬉しく思う。敦煌芸術を守ってきたと言うことが、如何に生死をかけた苦難の歴史であったか、その芸術の意義がいかに深いか等、両者は縦横に語って止まない。「私の雅号は『大漠痴人(敦煌気ちがい)』」と嘯く常氏に、「いずこの世界にあっても"ーー気ちがい"とさえいわれるほど『徹した人』」が一人いれば栄える」と池田氏は返した。 2025/05/19
牡蠣牡蠣
1
「芸術的創造は民衆に奉仕するものでなければならない」に感動。シンプルに中国の敦煌に行ってみたくなった。2020/04/14