内容説明
「地球的に考え、地域的に行動する―think Globally,Act Locally」という姿勢が提唱されて久しい。さまざまな問題の全地球的なつながりを踏まえながら身近なところから地に足のついた解決を探るという考え方だ。本書も基本的にまったくこのとおりの視点に立つ。90年代の地球人のためのガイド・ブック。暮らしの中から緑なす社会をつくるために。
目次
序章 地球生活キャンプから(ぼくの原点―カリフォルニアで)
第1章 地球にやさしいテクノロジー(屋久島エコロジカルライフ;エネルギーのエコロジー;適正技術;エントロピー;自覚的アウトプット―ゴミ;自覚的インプット―食と農)
第2章 緑なす近未来(緑なす社会;グリーンな教育;グリーンな経済;グリーンな政治;グリーンな関係)
第3章 “自然”(ネイチャー)の声(八ケ岳「NO NUKES ONE LOVE」フェスティバル;JAPIC計画―巨大開発の末路;ストップ泊;知床アップデイト)
第4章 地球に身を拡げる(いのちのネットワーク;地球大の自己;地球の電脳―グローバル・ブレイン)