内容説明
5年生のタエ子…。それはわたしたちの思い出。文部省特選映画の絵本化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aaa
19
小学五年生(10歳)の主人公の周りで起こった恋愛などの様々な出来事が多く書かれてある本。個人的には⭐⭐⭐☆☆だった。特に印象が残るというわけでもないが、他のジブリの本とは違い、現実感があって、本の中にいる主人公の気持ちが理解しやすい話。2020/07/26
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19
子どもの頃、ジブリなのに人間しか出てこないことに驚いた記憶が。なんでもイメージで決めつけちゃいかん!▼お父さんウザい、と思いつつも、当時は目立たず騒がずが処世術だったんだなと思う。自分はギリギリ「威厳のある父親だな」とも思える(思わされてきた)世代だけれど、人によっては威張り眼鏡にしか見えないだろう▼親が厳しくても、恋が叶わなくても、今日がダメなら明日がある!ドン・ガバチョを見習おう!2018/07/26
須戸
3
小学生の頃、図書室にあったものを読んだ。自分より上の世代の学校生活はどのようなものだったかを、ある程度知ることができた。同じクラスだった女子の複数人も読んでいて、この本に出てきた「アレ」になっているかという質問をされた。しかし、当時は質問の意味が理解できなかった。中学生になって、水泳の授業のために必要だったから同じ質問をされたときも、理解するまでに時間が掛かった。この本を読んでいなかったらわからないままだったかもしれない。という思い出のある物語。だからどちらかといえば、女子向けだと思う。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
3
大人バージョンが抜けてる? (; ̄Д ̄)?2017/05/07
卯月
2
歯科待合室。今年初めてアニメを観たが、27歳タエ子のシーンは直線的に話が進むのに比べて、小5タエ子のシーンは割と一貫性がないなぁ、と感じた。大人のタエ子が、とりとめもなく、それこそぽろぽろと、いろんなことを思い出しているのだろうな、と。この絵本は小5シーンのみ。こうしてみると、これはこれで一貫性があるんだ。小5は、勉強も家族関係も友達も恋も成長も、何でもあって忙しい。分数の割り算、解法を覚えるんじゃなくて、きちんと理屈を納得することができればいいんだよね? タエ子って実は頭いいんじゃ、と映画のとき思った。2015/11/20