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内容説明
拷問の恐怖と用便の難儀。獄舎で出会ったコソドロ、強盗、殺人犯…。侯徳健、劉暁波、周舵らと最後まで天安門広場にとどまり囚われた高新が、天安門事件の真実と中国民衆の深層に迫る。
目次
まえがき さらば、わが祖国
1 投獄
2 K字牢
3 塀の中の面々
4 天安門の“暴徒”
5 罪と罰
6 出獄
解説 中国に必要な新しい中国人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
guanben
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天安門事件に関わって逮捕された筆者による獄中記。未決囚として収監されていた拘置所での半年間が語られる。想像を絶する酷い環境。彼の地では絶対パクられたくないなあ。25年たった今はどうなっているんだろう。2014/06/10
たろーたん
0
拘置所の中でも手錠(「たが」って言って手錠の鎖がないもの)や足枷を付けられる。その状態で食事とかトイレもやるのだから大変だな、と思った。しかも、トイレは朝6時と昼2時だけしか連れて行ってもらえなくて、しかも制限時間が3分もないって、ハード過ぎでしょ。2021/03/17