内容説明
アメリカはよみがえった!レーガンは高らかに叫んだ。しかし現われたのは、企業買収の帝王、詐欺師、あぶく銭煽動者たちだった。80年代アメリカの全体像を描き切った名著!
目次
プロローグ 夢遊病者たちの帝国
第1部 「アメリカにふたたび朝がきた」―1981年1月20日・カーターからレーガンへ(首都ワシントン;敗者カーター;勝者レーガン;新しいアメリカ;新保守勢力;カリフォルニアの大反動;バトンタッチ;新時代)
第2部 衰退するアメリカ、興隆するアメリカ―1981年1月20日・アメリカの現実(サプライサイドの元祖;鉄鋼業の衰退;サンベルト;繁栄のシリコンヴァレー)
第3部 幻影の中のアメリカ帝国―レーガン時代のアメリカ(エレクトロニック・カルチャー;神話と現実;民営化とスキャンダル;テレビ説教者たちの堕落;インサイダー取引;規制緩和の波紋;80年代の台帳)