内容説明
防衛庁に匿名の手紙が届けられた―自衛隊員の年間の食費、380億円中、4分の1が残飯として捨てられている。この残飯分、95億円を福祉施設に分配してもらいたい、というものであった。そして、要求が受入れられなかった時には、パニックを引起すというのだ。犯人は、数日前に起きた、エレベーター電源爆破事件の犯行を告白し、イタズラではないことを強調していた。その爆破には、極めて特殊な仕掛けの時限爆弾が使用されていたのだ…!?防衛庁の依頼で、警視庁刑事部、緒方警視の捜査が開始された!
防衛庁に匿名の手紙が届けられた―自衛隊員の年間の食費、380億円中、4分の1が残飯として捨てられている。この残飯分、95億円を福祉施設に分配してもらいたい、というものであった。そして、要求が受入れられなかった時には、パニックを引起すというのだ。犯人は、数日前に起きた、エレベーター電源爆破事件の犯行を告白し、イタズラではないことを強調していた。その爆破には、極めて特殊な仕掛けの時限爆弾が使用されていたのだ…!?防衛庁の依頼で、警視庁刑事部、緒方警視の捜査が開始された!