内容説明
パールハーバー50年目によみがえる日米再戦の悪夢。「従属」か「抗戦」か!アメリカがつきつける選択肢に日本はどう立ち向かう?
目次
序章 友から敵へ―冷戦の終焉と日米関係の逆転
第1部 第1次太平洋戦争(日米の基本的国家戦略;日米両帝国の台頭;優位を求める闘争)
第2部 休戦期(戦後アメリカの対日政策;冷戦の開始と日本の復活;日本経済の奇跡;日本の悪夢―輸入と対外依存)
第3部 第2次太平洋戦争の原因(アメリカの現実―「ブロック経済」の形成と紛争の地域化;アメリカの戦略的選択肢;日本の現実―地域的強国と地球規模的ニーズのはざまで;日本の戦略的選択肢―大東亜共栄圏への回帰)
第4部 第2次太平洋戦争への道(日本は再軍備しうるか―日本の倫理的ジレンマ;日本の自衛隊;衝突への道―来たるべき日本との戦争)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
VC
1
つまらん。他の本にも書いていたが、この著者は誰だ?2011/07/16
Kazuo
0
日本は演繹的思考に弱く、演繹と帰納を両立させることが失敗を防ぐために有効だという、『失敗の本質』の結論の改善策をまさに見たような気がする。本書は失敗の本質を演繹的に検討している。日米戦争の本質は何ら解決されていない。戦争の危険は常にある。だがそのことに気付くことが戦争を回避するためには必要だし、日本の将来像を描く基礎となる。明言しがたいことを明言する場合には、このくらい慎重に丁寧にあらゆる角度から述べる必要があるんだね。読んで良かった。2017/07/06
greeneggs
0
学生時代に読んだ本。1980年代後半、日本は世界から脅威とみなされていた。それにしても今読んでみると笑っちゃう内容。「100年予測」とか著作を次々に出してるけど、SF作品として読んだ方がよさそう。
ヨンデル
0
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/06/23
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