総合学習「にんげん科」のカリキュラム開発・実践編〈1〉―食で学ぶ命・環境・異文化・生き方

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  • サイズ B5判/ページ数 245p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784189628149
  • NDC分類 375
  • Cコード C3037

内容説明

「学力低下論」を受けて学習指導要領の基本方向が変えられようとしている。「生きる力」から「ことばの力」へという。だが、「生きる力」の考え方の目玉、「総合的な学習の時間」に対しては、その実施に先行すること10年、これを真の学力の土台・発展の場にすべきだとの主張に立つ実践研究が先在し、すでに公表を重ねていた。『総合学習「にんげん科」のカリキュラム開発』(明治図書)はその総括であった。この書の主張に共鳴された先生方のその後の実践と学びの書が本書である。

目次

序章 なぜ、今、「食をとおして人間を学ぶ」なのか
実践・参考(「赤ちゃん誕生」から始まる「生命の学習」―私の普段流の総合学習の展開法から;「先生もわからない」から一緒に学ぼう―大室実践をめぐって;自然そのものとしての人間とはなんだろうか?;自然総合単元が教師・子どもの「人間理解」に及ぼした影響―小椋‐木村・西尾実践をめぐって;食事のマナーは、感謝や礼儀や思いやりから ほか)
結章 実践研究から学んだこと―“にんげん科”の課題

著者等紹介

多田俊文[タダトシフミ]
1936年岐阜県高山市に生まれる。東京教育大学教育学科を経て、NHK東京・教養部ディレクター。のち、同放送文化研究所員となる。在籍のまま、東京教育大学大学院博士課程修了、東京学芸大学助教授、大学院教授を経て、東京学芸大学名誉教授。現在、「にんげん科」に賛同する教師の実践交流ネットほかによるカリキュラム・リソースづくり運動と、研究会による単元開発をとおした学びと介助過程を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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