内容説明
本書では、遊び・学び・生活の一こま一こまを掘り起こして「知的発達」という視点で意味づけ、「ただ遊ばせているだけ」と言われる内容に専門家としての見識を示したり、「ただ遊ばせているように見える」活動に、発達的な意味や「知」へのアプローチをして実践的に明確にした。また、教育計画に組み込んでグループや学級全体で行う活動の中の「知」を育てる保育をあえて取り出して内容や方法を再考し新しく意味づけてみようと試みた。
目次
1章 幼児の知的活動とは(“よみ・かき・そろばん”の今日的意味;知的発達の考え方をめぐって ほか)
2章 幼児の活動から知的体験へ(子どもの姿から保育を考える;様々な環境にかかわる―さわる・ためす・考える)
3章 日案と活動例(入園直後の3歳児;3年保育4歳児・6月 ほか)
4章 幼児の知的発達をめざして(実践を検証する;実践紹介)
著者等紹介
井上初代[イノウエハツヨ]
栃木県幼児教育センター顧問
古川伸子[フルカワノブコ]
宝仙学園短期大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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