内容説明
本書が明らかにしようとするのは、〈「教育技術の法則化運動」における「分析批評」授業〉考察の為の基本的論点である。
目次
1 「分析批評」をめぐる問題点(〈「教育技術の法則化」における「分析批評」の授業〉をめぐる論点4つ;「分析批評」の定義;「作品分析方法」としての「分析批評」;「授業方法」としての「分析批評授業」;「教育技術の法則化運動」の特長と「小西型分析批評」)
2 『「分析批評」の学び方』―「教育技術の法則化運動」VS「文芸研」論争から(真の敵を喜ばすな!;「論争」の「外的」考察―『授業研究』No.330〈1988年10月〉までの整理を中心として;「ノノシリコトバ」を否定する―「ノノシリコトバ」と「戦争」の類似性に触れながら;結語=「学ぼう」と思う心こそ、出発点である)
3 「分析批評」の文献解題(やはり向山洋一氏の場合から始めます―「偶然の出会いではあれど」〈1987年4月〉を中心として;「分析批評」を越えて「『やまなし』への道」は残ります;「共感」に共感し、困難な課題を思うのです ほか)
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- 和書
- 靖献遺言 講談社学術文庫