出版社内容情報
教育界の発明「AさせたいならBと言え」。子どもの心を動かすBの言葉の具体を、国語の超定番教材で実践! すべての授業は、教師による何らかの「しかけ」によりつくられ、子どもの学びを導く。自律的な学びの根底にある教師の発問・指示の具体を明らかにした。
内容説明
「AさせたいならB」、それは、子どもと教師双方に知を発生させるための原理・原則である。本書は、一つの発問・指示が、どのような経緯をたどって誕生していくかを、定番教材を用いて解説したものである。すべての授業は、教師による何らかの「しかけ」が必要不可欠である。表面には見えなくても、直接、間接、あるいは暗黙の発問・指示は発動されている。発問・指示のない授業はないのである。
目次
第1章 国語授業の「AさせたいならBと言え」(「AさせたいならB」で発問・指示をつくる;ゆれのないモノに注目;読解内容の5パターン;発問方法の5パターン;思考を引き出す指示の5パターン;図式 発問・指示のつくりかた)
第2章 定番物語教材の発問・指示のつくり方(はなのみち;ふきのとう;スイミー;お手紙;モチモチの木;白いぼうし;一つの花;ごんぎつね;大造じいさんとガン;やまなし;海の命)
著者等紹介
岩下修[イワシタオサム]
名古屋市公立小学校、立命館小学校、名進研小学校を経て、現在、国語授業クリエイター。日本言語技術教育学会理事。各地の学校や研修会で、授業、模擬授業、講話を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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