内容説明
学級全員が、文字通り“号泣”して卒業していった体験を持つ長谷川氏。しかし、氏自身「そもそも中学生の男子が号泣するというイメージがなかった」故に、最終仕上げをどう構想するか。新しい形式の卒業式から荘厳なそれまでを具体的に紹介する。
目次
1 卒業式の教育的意味を見直す
2 職員会議に提案する「卒業式の企画書」
3 「伝統型の卒業式」当日までのスケジュールとシナリオをこう創る
4 「新しい演出の卒業式」当日までのスケジュールとシナリオをこう創る
5 心に滲みる卒業式の講話・実例と留意点
6 心に滲みる生徒の言葉作り・実例と留意点
7 卒業式の演出・実例と留意点
著者等紹介
長谷川博之[ハセガワヒロユキ]
1977年1月17日生まれ。早稲田大学教育学部卒。専門:中学国語。TOSS埼玉志士舞代表、向山一門事務局、向山型国語事務局。埼玉県秩父市立高篠中学校勤務
染谷幸二[ソメヤコウジ]
1966年1月2日生まれ。TOSSオホーツク中学代表。中学向山型社会事務局。北海道別海町立中西別中学校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KTakahashi
1
あと1ヶ月で卒業式です。職場でこの本が机の上にありました。卒業式までに何ができるか。3年がかりでつくりあげるイメージです。演出は教師のイメージ以上なものはできません。この本には普通の学校のイメージを超える実践があります。まずは一読を! おすすめです。 2015/02/05
るい
0
「卒業式を企画する」そんな発想が全くなかった。卒業式というのはやることが決まっていて、型のとおりでなければならないと思っていた。演劇はさすがに難しい気がするが、対面合唱は本校でも実施しており、保護者の方に非常に好評である。男子も女子も涙を流しながら歌う姿は圧巻である。そう思うと、呼びかけを取り入れてみてもおもしろいと思った。現在、1年生を担任している。2年後を見据え、最後の日に語ることを考えるのに参考になった。2013/11/26
kuma0kazu
0
実践が指導者の思いのままに綴られているが、あまり参考にならないような気がする。2012/01/04