内容説明
校内で「いじめ」を担当する組織はどこなのか。「いじめ」を発見した場合、具体的にどのように対応するのか。解決するまで誰が「いじめ」を追いかけるのか。本書では、いじめをなくすためのシステムを提案していく。
目次
1 「いじめ発見システム」を提案する(問診によっていじめを発見する;触診によっていじめを発見する;検査によっていじめを発見する)
2 「いじめ対処システム」を提案する(教育課程の中に「いじめ対処システム」を入れる計画;教務主任が提案した「いじめ対処システム」;学校で「いじめ対処システム」を提案し受け入れてもらう方策)
3 担任にできる「いじめ」対処法(低学年―「一人ぼっちの子」をどうするか?;中学年―子ども集団の教育力を使う 小さなトラブルを見逃さない;高学年―油断は禁物、人数が少なくてもいじめは起こる)
4 いじめ克服に有効だったこの一手(低学年―「いじめ」との闘いは入学前から;中学年―いじめ撲滅への計画と戦術;高学年―いじめをはぐらかす態度に追い詰める言葉で対応する;中学校―終日の校内見回りでいじめを予防する)
5 担任一人で対処できない「いじめ」の対処(いざというときのためにやっておくこと;「いじめ」発生時の保護者対応;つね日頃の保護者の対応;共に遊び共に学ぶ―学年で「いじめ」に対処した実例)
著者等紹介
河田孝文[カワタタカフミ]
1964年5月6日山口県豊浦郡豊北町神田特牛生まれ。1988年山口大学教育学部卒業。山口県山陽町立厚狭小学校教諭。1993年山口県豊浦町立小串小学校教諭。1996年山口県下関市立江浦小学校教諭。1999年山口県下関市立川棚小学校教諭。現在、下関市立桜山小学校教諭。1988年教育技術法則化運動に参加する。TOSS道徳教育研究会代表。TOSS長州教育サークル所属。TOSS/Advance代表
江口儀彦[エグチヨシヒコ]
現在、福岡市立東光小学校教諭。TOSS/Advance所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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