内容説明
「道徳」と「総合的な学習の時間」が結び付くことで、小学校における「心の教育」が、かなりの程度、実現可能になり、単なるスローガンとしての「心の教育」ではなく、「具体的な授業実践としての心の教育」が実現可能になる。本書では、その基本的な考えと、小学校での具体的な実践例を示した。
目次
第1章 「道徳」と「総合」で行う「心の教育」とは(「道徳」はピンチか?;いや、今こそ、チャンスである;不登校対策として「人間関係の力」をはぐくむ実践;「道徳」と「総合」をどうつなぐか ほか)
第2章 多様な指導で中学年児童の心を育てる(「じゅげむジャンケン」で自己肯定感を育てる―道徳4年;「友達知ってるつもりビンゴゲーム」で友達新発見!―道徳4年;席をゆずったのは?―道徳4年;わたしたちにできることから―総合3年 ほか)