内容説明
子ども達との始めての出合いは、おたがいに緊張しているもの。そんな気持ちを払拭して、新鮮な出合いの時期に、教師と子どもの壁を取り除いてくれるのが、この「先生の顔」の題材である。なによりも子どもの自信の回復・伸長が図れ、肯定されることで、心のキャパシティが増す。また、今日、学級崩壊の事例が数多く報告されているが、ギスギスした人間関係を柔和な雰囲気に改善させてくれる題材でもある。
目次
「“先生の顔”が学級づくりに生かせる」とは
「先生の顔」実践の五ヶ条
酒井式描画指導法「先生の顔」
「先生の顔」で笑顔がこぼれる学級づくり
指導は規制だが、そこから個性が発揮される
「先生の顔」で遅れがちな子に配慮する
「先生の顔」に学級経営がみえる
先生と子どもの個性が一体となる「先生の顔」
教師のパフォーマンスで生き生きと描かせる“先生の顔”
酒井式で学級がいい雰囲気になる〔ほか〕