内容説明
小学校で実際に取り組んだ授業プランを収録。
目次
第1章 日本の伝統音楽にチャレンジしよう―おと・からだ・ことばのリンクをめざして(伝統音楽/伝統文化って何?―授業プラン設計のための教師のつぶやき;伝統音楽をどうやって授業する?―実践のための3つのキーワードと5つの柱;越境する音楽文化―日本からアジア、そして世界へ)
第2章 「伝統音楽」で音楽の世界がもっと広がる授業プラン17(わらべうたあそびで授業びらき―からだまるごとで日本を感じよう! 1~2年;ことばあそびで仲間づくり―子どもは即興の天才!コミュニケーションの魅力 1~2年;江戸囃子でアンサンブルに挑戦―唱歌で楽しむ地域の音楽 2~4年;和太鼓から発展したダイナミックな音楽物語―総合と伝統文化がタイアップ 3年;箏(こと)の魅力を味わおう―聴いてあそんでつくってみよう 4~6年 ほか)
著者等紹介
川口明子[カワグチアキコ]
お茶の水女子大学文教育学部卒業。大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了(文学修士)。上越教育大学大学院学校教育研究科修了(修士(教育学))。東京都立高校音楽科教諭を経て、岩手大学教育学部音楽教育科教授。スンダ(西ジャワ)のガムラン演奏団体パラグナ・グループのメンバー。専門は音楽教育、民族音楽学。長年インドネシア・スンダ(西ジャワ)の伝統音楽の研究と演奏に携わるとともに、日本やアジアの音楽文化を生かした音楽教育の研究を進めている
猶原和子[ナオハラカズコ]
お茶の水女子大学文教育学部卒業。早稲田大学大学院教育学研究科修了(修士(教育学))。私立和光小学校を経て1990年よりお茶の水女子大学附属小学校教諭。お茶の水女子大学非常勤講師。専門は初等音楽科教育、授業研究、フレネ教育学。わらべうたを中心とした低学年の音楽や、フランスのセレスタン・フレネの教育思想を生かした音楽の授業実践を長年積み重ねている。現在は音楽を通してのシティズンシップ教育、授業研究を中心に研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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