内容説明
授業観察は質的観察か量的観察かが問題になる。二者択一であれば、筆者(山本)の考えは、質的観察である。しかし、信頼度の高い質的観察に至るにはかなりの時間と経験を要する。そこで、本書ではできるだけ短期間に量的観察を身につける方法の一つとしてALT‐PE観察法を取り上げた。
目次
1 授業研究はなぜ必要か(「体育教育技術学会」の設立と授業研究;体育授業研究の実状;思い出に残る研究授業;一教師の授業研究のあゆみ)
2 授業観察法の習得(ALT‐PE観察法の習得;日本におけるALT‐PE観察法の修正版)
3 ALT‐PE観察法と体育授業(児童の授業評価からみたよい体育授業;生徒の特性からみた体育授業;授業観察法習得の意義と実践現場での利用)