内容説明
PISA型学力が注目を集めている現在、元祖とも言うべきが“生活科”。その洗礼?を受けた子どもが最早社会人。彼らは、生活科以前とどう違うのか?改訂に携わった著者が、より一層、百ます的学力だけでない真の学力形成に向け新実践課題を提案。
目次
第1章 今日的な教育課題に対応する(生活科における言葉の重視と体験の充実;生活科における読解力の育成;考える力、表現する力を育て「生きる力」をはぐくむ生活科の学習指導;知識や技能を習得し、活用、探求する学習指導)
第2章 生活科の課題を改善する(気付きの質を高める学習指導の工夫改善;合科的・関連的指導の進め方;その他の重要な改訂点)
第3章 生活科の一層の充実に向けて(学ぶ意欲を育成する授業づくり;子どもの多様性に応え、一人一人の子どもに応じた授業づくり;実社会や実生活とのかかわりを大切にした授業づくり;共に感じる豊かな心をはぐくむ生活科の授業づくり;子どもたちのよさを生かす生活科の授業づくり)
第4章 新しい生活科の原理と構造(生活科の目標と内容の明確化と構造化)
著者等紹介
田村学[タムラマナブ]
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官。昭和37年6月25日生まれ。新潟大学教育学部卒業後、新潟県公立学校に教諭として採用される。上越市立大手町小学校、上越教育大学附属小学校で生活科・総合的な学習の時間を実践。研究主任などを経験し、カリキュラム研究に取り組む。平成17年4月より、生活科・総合的な学習の時間担当の教科調査官。日本生活科・総合的学習教育学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 言葉のなかの現代アメリカ