発信・受信の双方向で「伝え合う力」を育てるワーク 小学4年

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  • サイズ B5判/ページ数 141p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784186964134
  • NDC分類 375.82
  • Cコード C3037

内容説明

人間と人間との関係の中で、互いの立場や考えを尊重しながら、言語を通して適切に表現したり理解したりする力、いわゆる「伝え合う力」を育むことが国民的に重要な課題であると考えられる。この課題の解決は、国語科教育に課せられた重要な責務である。児童一人一人が「伝え合う力」を獲得し、自分の言語行動に自信を持ち、さらに、他者の思いを汲み取ることのできる豊かな心を持ち、変化の激しい21世紀を堂々と生き抜いて欲しいと思う。本書は、この重要な課題の達成をめざし、実践研究に積極的に取り組まれている先生方の英知を結集し、作成したものである。

目次

1 伝え合う力を育てる4年生の基礎的技能ワーク(気持ちや様子を読んだり聞いたりしよう;ていねいな言い方に気をつけて書いたり読んだりしよう;段落に気をつけて書いたり読んだりしよう ほか)
2 伝え合う力を育てる4年生の基本的能力ワーク(相手や目的に応じて伝えたいことの中心を;伝えたいことの中心をしぼって;心に残る場面や感動を ほか)
3 伝え合う力を育てる4年生の統合発信力ワーク(漢字のおもしろさを伝え合おう;手紙の「よさ」を伝え合おう;日本語のリズムやひびきのおもしろさを伝え合おう ほか)

著者等紹介

瀬川栄志[セガワエイシ]
現在、中京女子大学名誉教授、全国小学校国語教育研究会名誉顧問、日本子ども文化学会会長、全創国研名誉会長、21世紀の国語教育を創る会代表。1928年鹿児島県に生まれる。東洋大学国文学科卒業。鹿児島県・埼玉県・東京都の公立学校教諭、東京都教育委員会指導主事、東京都墨田区立立花小学校・中野区立上鷺宮小学校・同鷺宮小学校長を歴任。その間、文部省教育課程教科等特別委員・教育課程調査研究協力者並びに副委員長。学習指導要領指導書作成委員、NHK学校放送教育番組企画委員。現在も全国的規模で授業理論の確立に活躍中

佐久間裕之[サクマヒロユキ]
福島県の公立小学校に勤務。全日本言語教育学会福島支部長や郵政省東北地方文通教育研究協議会常任委員等を務める。全国小学校国語教育研究全国大会においても静岡県浜松市、新潟五泉市、東京都渋谷区、豊島区、杉並区、中野区の小学校において、「詩」の授業・「情報発信」の授業・「対話」の授業・「たとえ」の授業・「俳句」の授業・「メモの方法」の授業・「手紙」の授業・「パンフレット」の授業等、国語科の本質を促えた斬新な切り口によるモデル授業を数多く公開している。国語科の教育における指導理念とともに具体的な指導法を開拓している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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