目次
1 ディベートを知るためのQ&A
2 「ディベートを教える」授業の展開
3 「ディベートで教える」授業の展開
4 「ディベートが教える」授業への展望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
虎哲
2
2学期にディベートを実践するために読んだ。ディベート名門校に非常勤講師として勤めていた時に同学年を担当する先生の指導のもと実践したのがディベートとの出合いである。実践を経て私も実感したが、「話題が煮詰まってきたという、過程をも含めた」ものがディベートである。総合的な言語能力を育成できる可能性のある言語活動だが、ディベートブームの過ぎ去った今も指導できる人は少ないのが現状だ。教員もディベートを経験し、この本のモデルを教室で演じ、最初は生徒間に教員が積極的に介入していくことで徐々にできるようになるものだろう。2022/08/03