内容説明
本書は、テレビゲームやインターネットなど身の回りに遊べるものがすぐ手に入る現代の子どもたちに、そこからでは伝わらない人間としての温かさと、人として何が大切かを伝えるものである。各教材は低・中・高学年別に、差別、国際理解、いじめ、平和、仲間などの人権問題を物語形式にし、子どもたちに分かりやすく理解できるように書かれている。たとえば、高学年では、話題になっている杉田玄白の業績を支えた人々のことが、生活感とともに描かれている。
目次
低学年の教材(チエちゃんのきもち(ていがくねん・さべつ)
ちょうちょになった一ねん一くみ(ていがくねん・こくさいりかい)
子ぐまのクーちゃん(ていがくねん・せいかつ) ほか)
中学年の教材(こうもり山(中学年・差別)
曲がったキュウリ(中学年・生活)
巻きずし(中学年・国際理解) ほか)
高学年の教材(夜明けの人々(高学年・差別)
お爺さんとみんなの木(高学年・平和)
焼き鳥屋と魚屋(高学年・生活) ほか)
著者等紹介
川元祥一[カワモトヨシカズ]
作家・ルポライター。1940年に神戸市に生まれ、岡山県津山市で育つ。人権問題、特に差別問題をテーマに創作・研究・フィールドワークを続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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