内容説明
先生、重力って何なのですか?はじめて学ぶ人でも、どんどん楽しく読める!重力の正体は現代物理学の最大の謎です。知識ゼロから読める超入門書!
目次
1時間目 ニュートンが発見した万有引力の法則(すべての物体は引き合っている!;万有引力の法則があばいた星々の世界)
2時間目 重力の正体は、時空のゆがみだった(時間と空間の常識を覆した特殊相対性理論;重力理論に革命をおこした一般相対性理論;重力波とブラックホールの観測)
3時間目 重力は、現代物理学最大の謎(謎に包まれた「ミクロな世界の重力」;謎の重力源と謎のエネルギー;重力はなぜ弱いのか)
4時間目 重力の謎にせまる超ひも理論(世界は「ひも」でできている)
著者等紹介
松尾泰[マツオユタカ]
東京大学大学院理学系研究科教授。理学博士。1960年、福岡県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。専門は、理論物理。現在の研究テーマは、M理論・超弦理論・ゲージ理論における双対性と関連する数理物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたま
39
久方ぶりの理系の本で、頭の使いなれていない部分を使った。重力についての話題で、前半のニュートン力学における万有引力の話や、アインシュタインの一般相対性理論の辺りまではなんとか理解できる。しかし、後半になって、量子論と一般相対性理論との融合、つまり量子重力理論となってくるとぐんと難しくなる。そもそも量子論というのが、これまでもこのシリーズの中では難解だったし、さらに素粒子や超ひも理論となってくるとイメージも難しくなる。やはりその辺りを、まったくの素人にもイメージしやくすく解説された本はないものだろうか?2024/08/17
PARO
3
ブラックホール。166P、重量級の恒星が最後を迎えるとブラックホールができる。今地球から見えている星の光は、過去の星の光が地球に届いている。重力の正体は、時空のゆがみ。宇宙空間の95%の成分は原因不明→ダークマター、ダークエネルギー。特異点から宇宙は膨張を続けている。素粒子。超ひも理論。4つの力→電磁気力、強い力、弱い力、重力。重力(閉じたひも)だけは3次元空間の外(高次元)に移動できるため、他の力よりも軽いのではないか。2024/08/16
都人
3
大変面白く一気に読んだ。ニュートンから「ひも理論」まで大変分かり易く解説されていた。2024/07/10
れいこ
1
わかりやすくわかりやすく説明されているのだろうが、、、わかりませんでした(泣)2025/01/06
ちょもらん丸
1
重力の正体 ・質量をもつものどうしが引き合う力 ・時空のゆがみ ・重力子 ・ひも2024/07/07
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