出版社内容情報
理科授業は、楽しさよりも「おもしろさ×専門性」が大切です。教科の本質に迫る魅力的な授業づくりにアップデートする秘訣を、「仕掛け」「観察」「スキル」「ICT」「授業開き・授業参観」「アウトプット」「個別最適な学び」「探究」の8つの視点からまとめました。
内容説明
理科の授業には、おもしろくするコツがあります。専門性を高めると同時に、「授業づくり」という観点をアップデートしていくことが重要です。本書は、「おもしろさ」をキーワードに、小学校理科における授業づくりのポイントを8カテゴリー、56のアイデアにまとめました。授業づくりのポイントを学ぶことで、明日の理科授業をもっとおもしろく、より本質に迫る学びへとアップデートすることができます。本書が、少しでも、皆様の日々の理科授業を「おもしろく」するきっかけとなれば、こんなに嬉しいことはありません。
目次
第1章 仕掛け 「好奇心」を高める教師の仕掛けアイデア7
第2章 観察 学びの核となる「観察力」を高めるアイデア7
第3章 スキル 理科の見方・考え方を伸ばすアイデア7
第4章 ICT 学びを深めるICT活用アイデア7
第5章 授業開き・授業参観 1授業時間で勝負!珠玉のアイデア7
第6章 アウトプット 理科における学びのアウトプットアイデア7
第7章 個別最適な学び 学習の個性化を実現するアイデア7
第8章 探究 探究的な学びをつくるアイデア7
著者等紹介
吉金佳能[ヨシカネカノウ]
1983年茨城県生まれ。宝仙学園小学校教諭。同校の2代目校長であり、理科教育の大家でもある栗山重氏の「教えてはいけない、学ばせてもいけない、学びを支援することが教育だ」へ挑み、子どもが夢中になる学びを追究する実践家
衛藤巧[エトウタクミ]
1987年兵庫県生まれ。仁川学院小学校教諭。担任をしながら理科を担当。理科を誰よりも楽しむために、理科の面白さを日々子どもたちと探究している。また、近年は「全ての子どもたちが安心して学びに向かえる環境づくり」を目指し、ギフテッド教育の観点を取り入れ、学びの必要性に応じた課題設定や班編成の実践を行っている。啓林館小学校理科教科書編集委員
田中翔[タナカショウ]
1990年神奈川県生まれ。青山学院初等部教諭。Microsoft Innovative Educators Expert(MIEE)としても活動。子どもが「一人ひとりの力で世界はよく出来る」と思えるようにとの願いを持って、学級経営や理科の授業作りを考えている。自然の中で行う体験から得られる感動が自然を愛する心の涵養を行うと信じ、大人も子どもも少しでも多くそういう体験が出来ないか模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。