内容説明
平成14年度からの新学習指導要領の全面実施に当たって、「学校数学カリキュラムの軽減・分断化」問題、「数学科指導内容の到達度評価得点の低下」問題と「数学学びからの逃避」問題に対して、理論的吟味や考察と著者各人のこれまでの実践の状況分析とを丹念に突き合わせ、自分たちの納得した言葉を用いて、新しい時代での中学校数学授業像と授業構想の手順・方法とを具体的に提案することを意図。
目次
序章 「学びの数学と数学の学び」の刊行に寄せて―なぜ・何を・誰のために書いたのだろうか?
第1章 授業を構想し、実践する(総論)
第2章 数と式
第3章 図形
第4章 数量関係
第5章 各種の活動
著者等紹介
金子忠雄[カネコタダオ]
新潟大学名誉教授。現在、新潟大学教育人間科学部非常勤講師。長岡算数教育を語る会指導者、長岡数学教育を語る会指導者
井口浩[イグチヒロシ]
1992年新潟大学教育学部中学校教員養成課程(数学科)卒業。新潟大学教育人間科学部附属新潟中学校教諭(1994.4~2000.3)。現在、新潟県北蒲原郡聖篭町立聖篭中学校教諭、日本数学教育学会会員
小田暢雄[オダノブオ]
1983年東京理科大学理工学部数学科卒業。1998年新潟大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、新潟大学教育人間科学部附属新潟中学校教諭、日本数学教育学会会員
風間寛司[カザマヒロシ]
1989年新潟大学教育学部中学校教員養成課程(数学科)卒業。新潟大学教育人間科学部附属長岡中学校教諭(1994.4~1999.3)。現在、新潟県三条市立第三中学校教諭、新潟大学大学院教育学研究科修士課程在学中。日本数学教育学会会員、日本数学史学会会員、NCTM member、日本教育工学会会員
星野将直[ホシノマサナオ]
1989年新潟大学教育学部小学校教員養成課程(数学科所属)卒業。1998年新潟大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、新潟県新潟市立内野中学校教諭、日本数学教育学会会員
宮宏之[ミヤヒロユキ]
1984年新潟大学教育学部小学校教員養成課程(数学科所属)卒業。現在、新潟大学教育人間科学部附属長岡中学校教授、日本数学教育学会会員
神林信之[カンバヤシノブユキ]
1983年新潟大学教育学部中学校教員養成課程(数学科)卒業。1988~1994年新潟大学教育学部附属新潟中学校教諭。1997年新潟大学大学院教育学研究科修士課程修了。現在、新潟県教育庁総務課主任、日本数学教育学会会員
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