内容説明
授業の中での子どものつぶやきやかすかな戸惑いを見逃さず、子どもの声に耳を傾けることから教師の創造的な活動は生まれます。この基本をふまえなければ、個々の子どもに応じ、子どもを生かす教育は成立しません。本書は地道な研究成果をふまえ、その手だてを示しました。
目次
序章 子どもの小さなつぶやき
第1章 子どものつぶやきの究明(日常生活とのずれに悩むつぶやき;疑問を持ちながら正答を得るつぶやき;自分の思い込みにこだわるつぶやき;よさや必要性に気づかないためのつぶやき;特殊な場合に成り立つ考えにこだわるつぶやき;逆の関係が分からないためのつぶやき;ふくむ・ふくまれる関係に対するつぶやき)
第2章 子どものつぶやきと指導の急所