内容説明
性をめぐって生きづらさのある子どもに対して、国語科教育ですべきことはなにか―。本書は、学校という場で性の多様性がどのように扱われているのか、どのような課題があるのか、人権教育や他教科での取り組みも取り上げるとともに、理解しておくべき用語や概念についても言及しました。そして、具体的な教科書教材に基づいて、どのような教材をどのようにとらえ、解釈することが可能なのか、「教材の見方・考え方」の一例を提示しています。
目次
第1章 「性的マイノリティ」とされる子どもたちと学校
第2章 教育行政/教科書教材/教科教育にみる性の多様性
第3章 性の多様性と国語科をつなぐ
第4章 性の多様性と国語科教育の具体化に向けて
第5章 性をめぐる多様な見方・考え方を働かせる国語科教育
著者等紹介
永田麻詠[ナガタマヨ]
四天王寺大学教育学部准教授博士(教育学)。1978年長崎県生まれ。2009年に広島大学大学院教育学研究科博士課程後期を修了。中学校・高等学校教員、梅光学院大学講師、四天王寺大学講師を経て、2018年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 伊勢物語 - 諸相と新見