内容説明
教育の実践が、「子どもに力をつける」かどうかは、「子どもの事実」を見るしかない。綺麗事や、口実や、言い訳や、事情説明は、一切何の力ももっていない。一〇〇年先、一〇〇〇年先にも通用する、そして世界中のどの教室に持って行っても通用する、そんな「子どもの事実」だけを、私たちは創り出していかなければならない。力及ばずとも、そのような志をもった一人の教師が、向山洋一氏に出会った。そして創り出したのが、本書に収められた「子どもの事実」である。
目次
1 一年生につける向山型国語の基礎・基本(全員がスラスラ音読できる指導のポイント;全員が評論文を書ける指導のステップ ほか)
2 一年生が夢中になる向山型国語の授業(低学年に「分析批判」の指導は困難か;「発問づくり」の方法が見えた ほか)
3 基礎・基本を定着させる向山型国語のポイント(「教師の実力」は、話にも表れる;「義務教育」は「一〇〇点」を保障すべきである ほか)
4 向山先生随行記―伴一孝のUKミッション裏情報
著者等紹介
伴一孝[バンカズタカ]
1962年3月生。1985年3月長崎大学教育学部卒業。1997年4月長崎市立小江原小学校。『教育・向山一門』編集人、『向山型国語教え方教室』誌(明治図書)副編集長、TOSS長崎代表、エネルギー教育全国協議会九州支部長、TOSSネット・サークル「Digital気分」代表
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