内容説明
本書では、全国の実践家の先生方にとっておきの「語り」について書いていただいた。子どもを変化させる、力のある話を書いていただいた。1 「あいさつ」はこの語りで、2 「生活のルール」を教えるのはこの語りで、3 「やってはいけない」の再発を防ぐにはこの語りでの3つに分けて、それぞれの場面で、何を語ればよいかが記されている。これらの話をそのまま子どもに与えても十分に効果はある。ご自分の体験談を加えれば、子どもに訴えかける力はさらに大きくなる。
目次
1 「あいさつ」はこの語りで(学年・学級開きのとき―「黄金の3日間」における学級開きの「起承転結」;授業開きのとき―道徳の授業開きは、この授業、この語りで;長期休業の前―長期休業前に教師が語るこんな話 ほか)
2 「生活のルール」を教えるのはこの語りで(友達と仲良くすること―お説教ではなく、心に響く素敵な話を;丁寧に掃除をすること―子どもたちも納得!掃除に力が入ります;家庭学習の大切さ―努力する習慣 ほか)
3 「やってはいけない」の再発を防ぐにはこの語りで(いじめがあった―いじめは許さない!日々の語りかけがいじめを防止する;万引きがあった―事実を教え、万引きを防ぐ;ものかくしがあった―犯人捜しをせずに解決する ほか)
著者等紹介
神谷祐子[カミタニユウコ]
1961年6月大阪市生まれ。大阪教育大学卒。現在、大阪市立九条東小学校勤務。「TOSS大阪みおつくし」代表、「みおつくしレディースサークル」代表
南野勇[ミナミノイサム]
1965年4月大阪市生まれ。神戸大学教育学部卒。現在、大阪市立清水小学校勤務。「TOSS大阪みおつくしサークル」所属、「TOSS大阪なみはやサークル」所属、「法則化サークルなかかわち」代表
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