内容説明
学級担任の基本的な役割は不変である。これまでと同様に教科担任機能を発揮しつつも人間担任機能を十分に果たすことが求められることには変わりがない。ただ、弾力化、自由化、多様化の方向性が強まれば強まるほど、取組みへの説明責任も大きくなるということである。これからの時代の学校は、教師一人一人が的確な説明責任能力を身に付け、その力を発揮しなければならない時代になるのである。本書は、以上の考え方から全六巻をもって「学級担任の仕事実践経営案」を全国の学校ならびに先生方に送りたいと考え編集したものである。
目次
1章 1年の学級担任・説明責任を果たす仕事への心構えと重点
2章 1年の学級担任の仕事・取組みのマニュアル365日(一学期の取組みマニュアル―学校への適応を図る(学級の始まり―入学式と子どもとの出会い;初めての授業参観―保護者がホッとする授業参観 ほか)
二学期の取組みマニュアル―学級への信頼を深める(トラブル解決―早期解決と保護者との連携;運動会・家族―地域で楽しむ運動会へ ほか)
三学期の取組みマニュアル―信頼の輪を広げる(幼稚園、保育園との交流―成長の様子を伝える;授業参観―これでまとめの授業参観 ほか))
著者等紹介
宮川八岐[ミヤカワヤキ]
文部科学省初等中等教育局視学官
高橋宏明[タカハシヒロアキ]
神奈川県横浜市立仏向小学校副校長
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