出版社内容情報
「子ども達は有能」「一人も見捨てない」という理念で授業を変える!『学び合い』風の従来型授業や「型に囚われる」「自らを省みない」などの罠から脱却し、1段上の『学び合い』へ。学校現場での『学び合い』実践の中で生まれた、もう1段階上の『学び合い』授業論。
目次
第1章 『学び合い』の守破離
第2章 最先端の『学び合い』
第3章 ステップアップの入り口
第4章 『学び合い』はしない―授業づくり編
第5章 子ども・保護者とのコミュニケーション
第6章 『学び合い』で生きていく
第7章 一段階高める道
著者等紹介
西川純[ニシカワジュン]
1959年東京生まれ。筑波大学生物学類卒業、筑波大学大学院教育研究科修了(教育学修士)。博士(学校教育学)。前臨床教科教育学会会長。元高等学校教諭(物理)。上越教育大学教職大学院教授。『学び合い』(二重括弧の学び合い)を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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motoryou
2
禅問答のようなやりとりだけど、だから『学び合い』なんだな、と思います。そもそもなんのために…を問い直すことができたのは『学び合い』の考え方に出会えたから。国語でも体育でも、特別活動でも、子どもたちに伝えること、私たちが目指すことは同じでブレないのが『学び合い』だと思います。「そもそも」を目指しているから当たり前ですね。ただ、うまくいった!と自分で満足できるようなものにはずっとなりません、私の場合。ゴールがありませんが歩みがいがあります。『学び合い』私にとっては必要なスキルはファシリテーションスキルでした。2022/08/15
だとじう
0
『学び合い』実践者と会い、授業を観るにあたって、いろいろ思うところがあった。そのモヤモヤに応えているのが、この本だった。 そもそも『学び合い』とは何か、このあたりをしっかりと語り合うことが大切なのだと思う。2022/08/07
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