出版社内容情報
未来のあるべき姿を考え、そこから逆に現在を見るバックキャスト思考で、学級経営が変わる!長期的な視点で考えることで、現状の制約にとらわれないアイデアや正解が見えない課題への対応、成長志向のアプローチが可能になります。変化の激しい時代に必携の学級経営論。
内容説明
未来のあるべき姿を考え、そこから逆に現在を見るバックキャスト思考には、下記のような利点があります。(1)SDGsとの親和性(2)革新的なアイディアの創出(3)長期的な視点の獲得(4)正解が見えない問題への対応(5)成長志向のアプローチ(6)変化の激しい時代への適応。学級経営において、アプローチの一つとしてこの考え方をおさえておくことで、学級経営の幅を広くとらえ、考えることができます。本書ではバックキャスト思考からアプローチした学級経営について、フォアキャスト思考とも比較しながら、その取り組みのポイントをまとめています。
目次
はじめに あなたのキャリアを守り育てる力を
第1章 学級経営におけるバックキャスト思考(スペシャリストたちの呟き;「つぎはぎ」の教室;成果を上げる教師 ほか)
第2章 フレームワークとビジョン(バックキャスト思考のフレームワーク;「制約」の受容こそがスタート;理想を阻む要因を洗い出す ほか)
第3章 アクションはフォアキャストで(現在と未来のギャップを洗い出す;ビジョン達成のために1 基盤づくり;ビジョン達成のために2 ルールの内在化 ほか)
著者等紹介
赤坂真二[アカサカシンジ]
1965年新潟県生まれ。上越教育大学教職大学院教授。学校心理士。19年間の小学校勤務では、アドラー心理学的アプローチの学級経営に取り組み、子どものやる気と自信を高める学級づくりについて実証的な研究を進めてきた。2008年4月から、これから現場に立つ若手教師の育成、主に小中学校現職教師の再教育に関わりながら、講演や執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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