内容説明
本書では、それぞれの教材の指導場面でよくみられる誤反応を、生徒の理解の現れとみなして、その反応に授業展開の本質的な役回りを与えるアプローチを提案。そのアプローチを認知心理学に起源する用語、意味と手続きで解説した。
目次
第1章 問題解決の授業づくりへの認知的アプローチ―意味と手続きによる学びの構造を軸に
第2章 生徒の考えを活かす問題解決授業づくりの方法―意味と手続きの視点による授業づくりの事例を通して
第3章 生徒の考えを活かす問題解決授業の実践
第4章 生徒の分かり方を捉える視点―数学教育における二元論的枠組みの展開