内容説明
平成一〇年版の学習指導要領で、内容が三割、授業時数が一五パーセント削減され、総合的学習が始まったことなどから、「学力低下」の声が高まり、未だに続いている。授業の質を高めるべく、著者も微力をつくしているが、何しろ教科書自体がうすい、内容の浅いものになっているから、どうにもならないという感じである。これまでの著者の長い経験を最大限に生かして、「このくらいのことを六年生の社会科でやれば文句ない」という、指導内容を考えた。指導内容を「板書」の形にして示しているので、このまま板書してもよい。長年、著者が考えていた「有田式の教科書」なるものを具体化したものである。
目次
1 歴史をさぐる
2 国のあけぼの
3 飛鳥・奈良・平安の世
4 武士の世
5 江戸の世
6 明治以降の世
7 くらしと政治
8 世界の中の日本
著者等紹介
有田和正[アリタカズマサ]
1935年福岡県生まれ。玉川大学文学部教育学科卒業。福岡県の公立校、福岡教育大学附属小倉小学校、筑波大学附属小学校を経て愛知教育大学教授。1999年3月愛知教育大学定年退官。現在、教材・授業開発研究所代表、月刊『授業のネタ学習ワーク』(明治図書)編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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