出版社内容情報
個別最適な学びを実現する算数授業
目次
第1章 個別最適な学びが目指す「子どもの姿」
第2章 個別最適な学びの「単元構成」の考え方
第3章 個別最適な学びと「指導の個別化」―個別学習の授業の前半
第4章 個別最適な学びと「学習の個性化」―個別学習の授業の後半
第5章 「1人1台端末」を活用した個別最適な学び
第6章 個別最適な学びを支える「協働的な学び」
第7章 個別最適な学びにおける単元末の「振り返り」
第8章 個別最適な学びと「自己調整学習」
第9章 個別最適な学びと「ノート指導」
第10章 個別最適な学びと「非認知能力」
著者等紹介
加固希支男[カコキシオ]
1978年生まれ。立教大学経済学部経済学科を卒業し、2007年まで一般企業での勤務を経験。2008年より杉並区立堀之内小学校教諭、墨田区立第一寺島小学校教諭を経て、2013年より東京学芸大学附属小金井小学校教諭。日本数学教育学会算数教育編集部幹事。2012年に所属する「志の算数教育研究会」の共同研究が第61回読売教育賞最優秀賞(算数・数学教育)を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジーフー
3
教育改革に関わるって国が示している方向性やキーワードに敏感であり、読み解き、自分なりに実践をしていくという意識が大切なのねと思った。もちろん一人でやる必要はないけれど、こういったものを意識していると自然と情報を意識してみるようになる。本に書いてある内容そのものより、取り組みの姿勢が良いなぁと思いながら読んだ。2022/05/03
後藤か
0
一斉授業VS個別学習、作者が言うようにそんな陳腐な二項対立ではない。学習指導要領を読み解き、子ども達に必要な見せかけの知識ではなく将来を見越した指導を心がけた教育の完成形な気がする。これを実現するには程遠いかもしれないけど努力するのは無駄じゃない。2023/11/24