内容説明
混迷の時代を切り開く社会科ならではの教材開発と実践。実践の理論化、理論の実践化に基づく社会科の授業開発。新時代の社会科につながる授業力開発の視点を提供。
目次
1 地理(音教材を取り入れた中学・高校の地理授業実践;物語性と当事者性の高い社会科地理学習―文脈のある授業展開を心がけた「小京都」の実践より;人間活動への興味と共感を喚起する地形学習―簡易な実験と自作の写真教材を活用して)
2 歴史(異文化の受容と変容を学ぶ文化史学習―南蛮文化を事例として;各時代の特色を大きくとらえさせる学習指導の実際―中学校歴史的分野「中世の時代調査」の実践;めざせ豪商!大江戸ビジネスプラン選手権―状況論的学習観によるワークショップ型授業の試み ほか)
3 公民(「経済についての見方や考え方」を育成するための中学校社会科経済単元の構想と学習指導―「経済リテラシー」の定義をもとにして;リーガルマインドを育てる法教育実践―「カイワレ裁判」(行政裁判)を通して
地域がかかえる課題を素材とした提案型学習のあり方―地方自治を題材に ほか)
-
- 和書
- 世界文学としての村上春樹