出版社内容情報
「アセスメント」「指導・支援」「教材活用」「環境構成」「体制・連携」-校内研修で役立つ5分野24の研修課題を掲載。1レッスン1事例取り上げ、その事例を理解するための解釈をまとめた。校内研修や勉強会に。【研修パッケージ&シートのダウンロード特典つき!】
内容説明
この本で紹介する研修は、基本的に講義形式ではなく、受講者参加型研修になります。そのため、研修講師は、「いかに、その回の研修内容を理解して伝えることができるか」だけでなく、「受講者一人ひとりの参加状況に目を配ること」「時間内に討議をまとめること」という会議をコーディネートするファシリテーターの役割も求められます。参加する受講者も、自身の職場に戻れば、コーディネーターとして会議を進行したり、施設内の研修プログラムを立案・実施したりする側になるわけですから、研修内容だけでなく、グループ討議の進め方も学ぶことになるのです。研修講師と、参加者双方が、この意識・心構えで研修に臨むことが大切で、双方向性の学びを保障します。
目次
アセスメント編(指導者自身のスキルをチェック―あなた自身の強みと弱みを知ろう;子どもの課題に合うアセスメントツール―どの子にも同じ検査をすればよいわけではない ほか)
指導・支援編(友達とうまく遊べない幼稚園児―子どもにわかるルールの伝え方;当てられないと大騒ぎする小学1年生―困った行動をする子どもへの対応 ほか)
教材活用編(勝ちにこだわる幼稚園児―ゲーム遊びを繰り返して慣れさせることはできる?;注意集中の弱い幼稚園児―読み聞かせには絵本、紙芝居どっちを選ぶ? ほか)
環境構成編(通常の学級の学習環境の情報を整理する―環境刺激の統制ができているのはどっち?;通常の学級のルールづくり―居心地よく機能的な学級とは? ほか)
体制・連携編(チームでまとまる体制づくり―得意を生かし、苦手を補うワンチーム;情報の共有をするために―子どものセーフティネットになる報・連・相)
著者等紹介
高畑芳美[タカハタヨシミ]
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科修了博士(学校教育学)、元公立幼稚園教諭。長年、通級指導教室担当として、障がいのある幼児児童生徒や保護者の支援や相談を行ってきた。現在、梅花女子大学心理こども学部准教授、小野市発達支援コーディネーター、NHK発達相談員、一般社団法人子どもの育ちと学び理事。公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士スーパーバイザー
高畑英樹[タカハタヒデキ]
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科単位取得退学博士(学校教育学)、元公立小学校教諭。37年間にわたる勤務の間、特別支援学校教育相談担当、通級指導教室担当として、障がいのある幼児児童生徒や保護者の支援や相談を行ってきた。現在、社会福祉法人陽気会法人事業部チーフマネージャー・地域連携室・カンファレンスカウンセリング室室長、花園大学福祉学部児童福祉学科非常勤講師、国立大学法人神戸大学国際人間科学部非常勤講師、一般社団法人神戸大学国際人間科学部非常勤講師、一般社団法人子どもの育ちと学び代表理事。公認心理師、臨床心理士、特別支援教育士スーパーバイザー、学校心理士スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 小鬼(こぉおにぃ)