内容説明
目の前のすべての子どもたちに算数をわかってもらいたい―を教科教育×特別支援教育のコラボで実現!
目次
第1章 算数授業インクルーシブデザインの理論(インクルーシブ教育と多層指導モデル;数・量概念の発達と算数の学力困難)
第2章 授業事例で見る算数授業インクルーシブデザインの実践(前から何番目(順序数)と前から何人(集合数)の区別が難しい子どもがいる場合の指導事例“なんばんめ”
大きい数を数えることや、大きい数の表記や読み方が難しい子どもがいる場合の指導事例“大きいかず”
言葉による説明が難しかったり、何個分かを数え間違えたりする子どもがいる場合の指導事例“大きさくらべ”
10に対する補数をすぐに思いつけなかったり、念頭操作が難しかったりする子どもがいる場合の指導事例“繰り上がりのあるたし算”
10のまとまりで考えるよさに気づけなかったり、念頭操作が難しかったりする子どもがいる場合の指導事例“繰り下がりのあるひき算” ほか)
著者等紹介
松島充[マツシマミツル]
1974年静岡県生まれ。香川大学教育学部准教授。静岡県公立小・中・特別支援学校教諭、広島大学附属東雲小学校教諭を経て現職。算数・数学教育におけるEquityの実現、対話による深い算数・数学学習を視点として研究を行っている。日本数学教育学会出版部幹事、教育出版教科書『小学算数』編集・執筆
惠羅修吉[エラシュウキチ]
1961年山口県生まれ。香川大学大学院教育学研究科教授(教職大学院担当)。認知神経心理学を専門として特別支援教育に関連した研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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