出版社内容情報
“教師のいらない授業”の背後には、「子どもたちの学びをどう支えるか」を日々問い続ける“教師”の姿がある―。「決める」「聴く」「拾う」「見取る」「つなぐ」「伝える」「任せる」…7つの手立ての丁寧な分析を通して、学びを「支える」教師の役割と技術を考える。
内容説明
「子どもたちが学ぶとは」「よりよい学びとは」「教師の役割とは」…と、日々問い続けられるみなさん。「子どもたちの学びを支える」ためにできることを、ぜひ一緒に考えましょう。
目次
第1章 「支え方」を極めるために
第2章 「決める」技術
第3章 「聴く」技術
第4章 「拾う」技術
第5章 「見取る」技術
第6章 「つなぐ」技術
第7章 「伝える」技術
第8章 「任せる」技術
著者等紹介
若松俊介[ワカマツシュンスケ]
大阪教育大学小学校教員養成課程教育学コース卒業。大阪府の公立小学校で5年間勤務。現在、京都教育大学附属桃山小学校教諭。「国語教師竹の会」運営委員。「授業力&学級づくり研究会」会員。「子どもが生きる」をテーマに研究、実践を積み重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン
20
学校訪問や研修の場でお話ししてもなかなか理解が得られにくいことが、綺麗に整理されていました。教員5,6年目の先生方くらいをターゲットに読んでもらえるといい感じがしました。2022/10/10
あべし
4
なかなか斬新な本でした。 特に「単元名に注目できるようにする」という視点は私も大切にしていきたいと思いました。今後の教材研究がより豊かなものへとなっていくような気がします。 もちろん、これまでも単元名を蔑ろにしてきたわけではありませんが、子どもたちが「自ら学ぶ」姿勢を身につけていくための「単元名の存在」という点では、自分の中では新鮮でした。 また、注目すべきは、「教師も教えることを恐れるな」という点です。最近は教えすぎだと反省していますが、その通りだとも思います。新学期が楽しみになりました。2022/08/17
かるー
1
もやる本2022/06/02