出版社内容情報
強度×時間×頻度を担保したコミュニケーションと一貫した指導で子ども達の力が伸びる!学級経営を基盤にして各教科をつなげるステーション授業構想と、教科横断型の学級経営のポイントをわかりやすく解説。クラス会議×各教科指導の実践例も豊富に収録した必携の1冊。
内容説明
「ステーション授業構想」とは、多様な学習活動によって、一貫性を損ないがちなカリキュラムからのメッセージを、学級経営を基盤にして、各教科をつなげる形でマネジメントし、子どもたちが学びやすくするための力を育てようとする授業構想です。子どもたちに最も影響を及ぼすのは、子どもたちが教育活動や学校生活を通じて一貫して受け取ったメッセージです。学級は登校している子どもたちにとっては、毎日のように過ごす場所であり、そこから子どもたちは日々、様々なことを学んでいます。学級のあり方は、かなり影響力の強いカリキュラムだといえるのです。本書では、学級経営におけるカリキュラム・マネジメントと学級を基盤としたステーション授業構想のポイント、各教科をつなぐ指導のあり方について、わかりやすくまとめました。
目次
1章 変わりたい教室、変われない教室
2章 学級経営でつなぐカリキュラム・マネジメント
3章 個と個がつながる「学級システム」
4章 クラス会議×教科で考える「授業デザイン」
5章 「コミュニケーション能力5.0」を目指す学級づくり
6章 学級経営でつなぐカリキュラム・マネジメントの発想
著者等紹介
赤坂真二[アカサカシンジ]
1965年新潟県生まれ。上越教育大学教職大学院教授。学校心理士。19年間の小学校勤務では、アドラー心理学的アプローチの学級経営に取り組み、子どものやる気と自信を高める学級づくりについて実証的な研究を進めてきた。2008年4月から、これから現場に立つ若手教師の育成、主に小中学校現職教師の再教育に関わりながら、講演や執筆を行う
水流卓哉[ツルタクヤ]
1994年長野県生まれ。愛知県公立小学校勤務。上越教育大学大学院修了。子どもたちの社会的自立能力育成に向けて自治的集団について実証的な研究を進め、校内研修や講座等では学級づくりに関する講師を務める。日本学級経営学会、日本特別活動学会、日本教育工学会所属。「第9回全国「授業の鉄人」コンクール・鉄人賞」「第21回ちゅうでん教育大賞・教育優秀賞」「第58回『実践!わたしの教育記録』・入選」など、ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 新電験三種問題の基礎研究