数学的な考え方の具体化と指導―算数・数学科の真の学力向上を目指して (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 139p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784184169159
  • NDC分類 375.41
  • Cコード C3337

内容説明

数学的な考え方を育てることは、算数・数学教育の目的である。しかし、この数学的な考え方とは何か、そして、その指導はいかにあるべきかを詳述している本がない。学力低下が叫ばれる中、これからの社会で求められる真の学力について日々の授業に役立つ形で解説した。本巻では、数学的な考え方とは何かを具体的に明らかにしながら、数学的な考え方の指導法を示した。さらに、もう一つの学力としての「関心・意欲・態度」についても究明している。

目次

第1章 学力について
第2章 数学的な考え方の育成をねらいとした指導の重要性
第3章 数学的な考え方の意味とその指導
第4章 数学の方法に関係した数学的な考え方の詳しい考察
第5章 数学の内容に関係した数学的な考え方の詳しい考察
第6章 数学的な態度
第7章 数学的な考え方を育てる指導法―数学的な考え方に焦点を当てた発問
第8章 もう1つの学力 関心・意欲・態度

著者等紹介

片桐重男[カタギリシゲオ]
1925年、東京都に生まれる。東京教育大学(現筑波大学)大学院教育学研究科修士課程修了。都立教育研究所指導主事、文部省初中局小学校課教科調査官、横浜国立大学教育学部教授、文教大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuyu_de_gozaru

1
「数学的な考え方」が何であって,それをどう教えるのかについて書かれたた本は,著者が前書きでも触れているように,ほとんどない.この本は,そのことに述べた貴重な一冊.片桐重男と言えば,なかなかの大先生だけれども,実際読んでみると,著者の考え方が全てだとは思えないことに気付く.しかし,それでも,算数・数学教育を考える上でのスタンダードとして,押さえておきたい貴重な情報を得ることができた.関心・意欲・態度の3種類がどう違うかについての考察が,特に面白かったかなぁ.2010/12/10

Yuta SHIBANO

0
修士論文での参考文献にさせて戴いた一冊!!2009/11/04

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