内容説明
本書は、特別支援学級担任の「仕事術」にターゲットを絞りました。特別支援学級の理想や理念、あるいは「きれいごと」だけを語るのではなく、実務的に困っている先生方が問題解決を図りやすいように、100の「仕事術」を示しました。
目次
1章 教育課程の仕事術
2章 教科指導の仕事術
3章 教科指導以外の仕事術
4章 授業づくりの仕事術
5章 特別活動の仕事術
6章 子ども理解の仕事術
7章 学級経営の仕事術
8章 特別支援学級ならではの仕事術
終章 令和時代の特別支援学級
著者等紹介
増田謙太郎[マスダケンタロウ]
東京学芸大学教職大学院准教授。東京都町田市出身。東京都公立小学校教諭(特別支援学級担任)、東京都北区教育委員会指導主事を経て、現職。専門はインクルーシブ教育、特別支援教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mataasita
9
ラストにあったユニバーサルデザインの授業づくり、個別最適化、合理的配慮の3本を分かりやすく解説しているところが一番よかった。もう少し、授業を特別支援よりにしなきゃなと再確認。学級づくりや種をまく段階はうまくいってる。資料提示と発問について頑張る6月にしよう。あとはスライドを使ってのノートまとめが児童自身の力でできるように指導していく。2024−422024/05/23
やなせトモロヲ
1
★★☆☆☆2023/04/03
縁
0
子ども一人ひとりを見ること。教科の本質を捉えること。そのうえに日々の学びは積み上がっていく。2024/04/06
U-Tchallenge
0
特別支援学級を担任することになり、この本を持っていてよかったな、と率直に思った。特別支援学級のことを何となくは知っている。しかし、特別支援学級担任がどのような動きをしているのかはあまり知らないのではないだろうか。そのような動きは、あまりオープンにされてもいないように思う。そんな仕事の実情を細かいところまで網羅されている。特別支援学級担任になったら、まず手に取るべき一冊に間違いないだろう。特別支援学級担任でまだ読んだことのない方は、是非とも読んでみてほしい。2022/06/06
おこめさん太郎
0
1年目に読みたかったなあ…という本。特別支援級をするにあたって何から始めていいのかというとっかかりになる。残念ながら出会うのが遅かったけれども、基本的なスタンスとかこの1年やってきたことはそこまでずれていなかったなと確認できた意味ではよかった。支援計画の考え方や発問計画などは参考になりそう。ここだからこそできること、どこでも活用できること、改めて夏休み明けに向けて身が引き締まる思いになった。2021/08/19