内容説明
この本は、「センセイの仕事」について、1ページに1枚の写真とそれにまつわる文章、そして隠れたポイントが2つ書かれています。番号の1番から順番に読んでもいいですし、ぱらぱらとめくって気になったところを読んでもらえればとも思います。本著は、どちらかというと「スピード」よりも「スムーズ」を増やすための「ヒント集」となっています。「てきぱき」仕事をやることはいいことですが、永遠に走り続けることはできません。身体に鞭を打って、365日スピード重視では、心がすりへって、教育という仕事を長くは続けられないでしょう。学校のセンセイは、「子どもたちの可能性」に直接的に関わります。センセイの仕事は、未来につながる仕事であるとも言えます。そのセンセイたちが元気で、いい表情で仕事をしていれば、きっと未来は大丈夫でしょう。この本には、忍法のような「術」は書いてはありませんが、センセイをこっそり助けてくれるヒントはいくつかあるかもしれません。そのヒントが、1つでも必要なセンセイに届いたら、この本を書いた大きな目標の1つは達成したことになります。そして、もしお近くで困っているセンセイがいたら、こっそりプレゼントしてもらえれば幸いです。
目次
第1章 教室・学級づくり(教室は、こぼれるところ;ぬいぐるみのある教室環境;ホームセンターでぼんやり ほか)
第2章 職員室・お仕事の工夫(生活目標は、自分のために;みんなが見える場所に貼れ;上機嫌のモデルになろうよ ほか)
第3章 教師人生をもう少し豊かに・リフレッシュ(ずっと頑張りつづけない;車検ならぬ人検を定期的に;行きと帰りが、ジムなんだ ほか)
著者等紹介
山本純人[ヤマモトスミト]
1977年生まれ。旅人。俳人。歌人。審判員。埼玉県公立学校教諭。数年の臨時採用を経て、小学校教諭として採用。その後、中学校、高等学校を経て、現在特別支援学校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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