目次
1 「細部を読み取る」技能育成の指導法開拓とワークシート(「細部を読み取る」とは、どうすることか;「細部を読み取る」学習の留意点;「細部を読み取る」学習過程の概要とワークシート)
2 「細部を読み取る」技能育成の留意点(文学的文章の場合;説明的文章の場合)
3 「細部を読み取る」技能を育てる実践 低学年(かぶの大きさを紙で表しながら読み取る―「おおきなかぶ」(東書一年)
登場人物の気持ちを読み取り、表現する―「はるのゆきだるま」(東書一年)
書いてあることを正しく読み取りましょう―「いろいろなふね」(東書一年)
どうぶつのひみつを見つけて、クイズを作ろう―「ビーバーの大工事」(東書二年))
4 「細部を読み取る」技能を育てる実践 中学年(へんしん日記で読み深める―「斎藤隆介作品お気に入りシリーズ」「モチモチの木」(光村三年)
盲導犬になるまでの訓練について読み取る―「もうどう犬の訓練」(東書三年)
クライマックスから課題を見つけて、読み戻る―「ごんぎつね」(東書四年)
「問い」と「答え」で楽しもう―「ヤドカリとイソギンチャク」(東書四年))
5 「細部を読み取る」技能を育てる実践 高学年(登場人物の心の動きや場面の様子を考えよう―「注文の多い料理店」(東書五年)
要旨をつかもう―「サクラソウとトラマルハナバチ」(光村五年)
辞典ができるまでの過程を読み取ろう―「言葉の意味を追って」(東書六年)
五つの味わいの視点を手がかりに賢治の世界を読み味わおう―「やまなし」(光村六年))
6 「細部を読み取る」技能を育てる実践 中学校(細部の読解から主題を考える―「少年の日の思い出」(東書一年)
小説ディベートで審判する―「走れメロス」(光村二年)
小説のガイドブックを制作する―「故郷」(光村三年))
著者等紹介
瀬川榮志[セガワエイシ]
中京女子大学名誉教授、全国小学校国語教育研究会名誉顧問、東京創造国語研究会名誉会長、全国創造国語研究会名誉会長。全国国語科教育研究所長、21世紀の国語教育を創る会代表、全日本言語教育学会名誉会長、全日本国語教育立国推進本部顧問、全国小学校国語研究所名誉所長。2010年7月永眠。東洋大学国文学科卒業。鹿児島県・埼玉県・東京都の公立学校教諭を経て、青梅市教育委員会指導主事~東京都教育委員会指導主事として12年。墨田区~中野区の校長として10年勤務
谷口茂雄[タニグチシゲオ]
現在、滋賀県湖南市立石部小学校校長、滋賀県小学校教育研究会国語部会会長。滋賀県の公立小学校教諭、滋賀県総合教育センター研修主事、滋賀県教育委員会学校教育課指導主事、公立小学校教頭・校長を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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