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内容説明
教室を視覚支援的にリフォームする。「卒業後、視覚支援はしてもらえない」は間違い。
目次
第1章 「視覚支援」の基礎基本(「視覚支援」を始める前にTEACCHと構造化を学ぶ;視覚支援の基本となる「構造化」には3種類ある;あなたも私も、毎日、視覚的に支援されている;視覚支援をやる、やらない、は支援者の自由ではない)
第2章 教室の中の「視覚支援」実例(子供たちが、わかる、できる、伝えられる、ようにする;教室を「視覚支援的リフォーム」する;物理的構造化―まず、この3視点で混乱を避ける ほか)
第3章 教室の外にあふれる「視覚支援」(視覚支援はずっと続けないといけないのか?という質問に答える;「卒業後、視覚支援はしてもらえない」は間違っている;教師には、視覚支援を広める義務がある;卒業後も使えるように家庭と連携する;視覚支援の未来を想像してみよう)
著者等紹介
青木高光[アオキタカミツ]
学校法人西軽井沢学園さやか星小学校校長。主な研究領域はAAC(補助代替コミュニケーション)。NPO法人ドロップレット・プロジェクトの代表として、教職の傍ら30年以上にわたって、コミュニケーション支援ツールの開発および実践研究に取り組んでいる。2019年から2021年まで(独)国立特別支援教育総合研究所情報・支援部主任研究員を務め、現在は文科省学校DX戦略アドバイザーとして全国で指導助言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chietaro
2
専門的でした。物事には必ず理由があり、そのことに対応していかなければと感じます。何回かの試行錯誤も大事です。そして、自分も気がついていないだけで、視覚支援をされていると思いました。2024/08/04
みみこ
1
簡単なことをしているように見えるけれど、全然簡単ではない。理論と経験と、それに溺れない冷静さがバランス良く合わさった知を見せられている。これをいかに自分のものにしていくか。2024/11/15
あやか
1
★★★★★ ◯場所の構造化=ここは何をする場所なのかを明確に ◯行動のカウント=記録を支援に活かす ◯活動の構造化=どんな活動を、どのくらいの量や時間、その活動はどうなったら終わりが、終わったら何をするのかを明確にしする。できる活動、量を行い、その後の楽しみという一連の流れを通して「できた喜び」を経験。 ◯トークンエコノミー=これができたらシール、シールがたまったらお出かけ、お出かけがなんかい行けたら旅行みたいな。(2学期はこれを軸に何を引き上げるか要検討。)2024/08/14