内容説明
本書は、改訂学習指導要領の趣旨を踏まえ、授業改革のためのモデルとなるような実践事例を領域別に提示し、国語科教師が目指す新しい授業の創出に役立つことを願って編集したものである。また、平成14年度から用いられる改訂生徒指導要録に対応するため、「目標に準拠した評価(いわゆる絶対評価)」を適切に取り入れられるよう、その基本的な考え方や具体的な手だてについて、指導と評価の一体化をめざし、「評価の在り方」として記述した。第4巻は、「選択教科としての国語科」について。
目次
1 改訂学習指導要領と新国語科の実践課題
2 「選択教科」編のねらい・趣旨・編集方針
3 新国語科の趣旨を生かした授業モデル
4 多様な指導法による授業モデル
5 「選択教科」における評価の在り方
6 指導計画の作成と実践的なアイデア
著者等紹介
河野庸介[コウノヨウスケ]
昭和26年伊豆大島に生まれる。明治大学文学部卒業、東京都公立中学校教諭、都教育庁指導主事、都立教育研究所指導主事等を経て、平成10年度より文部省初等中等教育局中学校課教科調査官。現在、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官
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