内容説明
本書は、学級づくりで重要なポイントを下記の8つのメソッドとしてまとめ、月ごとに4項目、48事例を紹介しています。また、低学年・中学年・高学年の3冊に分け、それぞれの発達課題や特徴的な傾向の違いに対応する内容としました。低学年は、1年生の小1プロブレムや、2年生の中間反抗期。1、2章では各学年に対応して最近の子どもたちの理解の仕方や課題対応例を紹介し、3章では月ごとの指導事例を紹介しています。内容によっては、他の学年でも活用できるものもあると思います。
目次
序章 今どきの子どもと保護者の現状と課題(小1プロブレム・中間反抗期への対応)
1章 最高の教室をつくる学級づくりに向けて(ガイダンスとカウンセリングは課題解決のための指導・援助の両輪;低学年の子どもが抱える現状と課題;低学年の子どもの実態 ほか)
2章 最高の教室をつくる8つのやまかんメソッド(児童理解の方法(見取り方)
ルールづくり
リレーションづくり ほか)
3章 やまかんメソッドを生かした365日の学級経営(1学期の学級経営;2学期の学級経営;3学期の学級経営)
著者等紹介
八巻寛治[ヤマキカンジ]
元宮城県仙台市立小学校教諭。社会教育主事、宮城県教育カウンセラー協会副代表。上級教育カウンセラー、学級経営スーパーバイザー(Q‐U等)、ガイダンスカウンセラー、特別支援コーディネーター。学級への適応指導の重要性を再認識し、いじめ・不登校・学級の荒れを予防するエンカウンターや、課題解決に向けたシナリオ(枠)を設けたロールプレイを取り入れた開発的な教育カウンセリングの研究や実践、荒れたクラスの立て直し等を目指して取り組んでいる。月刊誌・新聞における連載のほか、著書を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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