内容説明
本書は、「お茶の水音声言語学習会」の一二年にわたる実践・研究をふまえ、特にこの四年間の月例学習会や夏の全国交流セミナーなどの発表や討論を「意見・説得学習のあり方」に焦点化してまとめたものである。
目次
1 理論編(いま、なぜ相互交流能力を育てる「意見・説得」学習が必要なのか;説得のコミュニケーション―論証・論述の言葉と知識の役割;対人コミュニケーションとしての「意見・説得」とその学習;談話研究からみた「意見・説得」学習への提言;これまでの「意見・説得」とこれからの学習はどこが違うのか)
2 実践編(幼稚園・小学校編;中学校編;高等学校編)
3 お茶の水音声言語教育交流セミナー編(「インタビュー」のワークショップから見えてきたもの;小学校から大学までの話し合いに見られる合意形成プロセスの発達過程―接続詞「だって」に注目して)
4 相互交流能力を育てるカリキュラム試案―幼稚園から高等学校卒業まで(カリキュラム作成の観点;カリキュラムの解説)
著者等紹介
花田修一[ハナダシュウイチ]
日本教育大学院大学学校教育研究科教授
村松賢一[ムラマツケンイチ]
元お茶の水女子大学教授
若林富男[ワカバヤシトミオ]
お茶の水女子大学附属小学校副校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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