内容説明
伝統的な言語文化の学習開発。生きる力を育てる国語と道徳の関連重視。
目次
第1章 生きる力としての人間観・自然観・社会観の育成 俳句に見る日本人の心(新学習指導要領に新設された「伝統的な言語文化」の学習理念について;「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」の学年段階を踏まえた指導について;道徳教育との関連・交流を図る指導;教材選定の観点(小学校;中学校))
第2章 芭蕉・蕪村・一茶等の名句の読解・解釈 俳句に見る日本人の心(「山路来て…」;「なの花や…」;「目出度さも…」;「面白うて…」 ほか)
第3章 俳句を活用した道徳の授業展開例(小学校実践例;中学校実践例)
著者等紹介
須田実[スダミノル]
1930年生まれ。群馬大学教育学部卒。公立、国立学校の教諭を経て、群馬県教育委員会義務教育課指導主事、前橋市立学校の校長、群馬県教育センターの部長、再び校長となり、退任後は前橋市教育研究所長、群馬女子短期大学講師に当たる。この間、文部省の学習指導要領作成協力者として、その任に当たる。現在は、「新しい国語実践の研究会」代表、「国語科授業方法研究会」主宰などに努め、国語力をつける実践的研究を継続している。2008年叙勲「瑞宝双光章」を受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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