内容説明
「見方・考え方」を鍛える教材づくりの視点から、「主体的・対話的で深い学び」を実現する学びの過程、子どもの育ちをとらえる評価の工夫までを、オリジナルの授業モデルとともに、丁寧に解説。「社会にどうかかわるか」の視点を感動と体験で身につける授業づくりのバイブル。
目次
第1章 子どもと社会をつなげる!深い学びを実現する授業デザイン(自分は社会にどのようにかかわるのか;「見方・考え方」を鍛える教材づくりの視点;「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習過程 ほか)
第2章 「見方・考え方」を鍛える社会科授業デザイン 小学校編(お店の人とかかわりながら販売について価値判断・意思決定をする活動を通して実社会とつながる社会科授業づくり―小学校第3学年「はたらく人とわたしたちのくらし」;教科横断的な学習から自分たちのできることを選択・判断し、未来を考える社会科授業づくり―小学校第4学年「タイムスリップ―大和川をめぐる過去から未来への命のバトン―」;現在の課題から未来の社会を考える社会科授業づくり―小学校第5学年「2030年、未来の持続可能な社会を考える産業学習」 ほか)
第3章 「見方・考え方」を鍛える社会科授業デザイン 中学校編(オーストラリアが多文化社会の実現を選んだ背景をラテンアメリカの文化との比較で理解する地理的分野の授業づくり―中学校第1学年地理的分野「世界の諸地域‐オセアニア州‐」;単元をつらぬく問いを立て、探究する地理的分野の授業づくり―中学校第1学年地理的分野「世界の諸地域‐アフリカ州‐」;貨幣経済の発達を、自分たちの生活と関連づけて理解する歴史的分野の授業づくり―中学校第1学年歴史的分野「中世の経済と生活」 ほか)
著者等紹介
峯明秀[ミネアキヒデ]
1963年香川県生まれ、広島大学大学院教育学研究科修了、博士(教育学)。公立中学校教員、大阪教育大学教育学部助教授、准教授を経て、2012年より教授。大阪教育大学附属平野小学校長併任(2015‐2018年)。価値判断・意思決定をキーワードとする授業研究、評価改善研究を展開している
唐木清志[カラキキヨシ]
1995年に筑波大学大学院博士課程教育学研究科を単位取得退学後、静岡大学教育学部助手・講師・助教授を経て、2003年に筑波大学教育学系講師として就任。現在、筑波大学人間系教授。博士(教育学)。社会参加・社会参画をキーワードに、社会科教育研究を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 饗宴の研究 儀礼編